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東京が本格的な花粉シーズンに突入、WNの観測ロボが基準値超える花粉量を観測=大田区では127個
(2015/2/25 16:54)
株式会社ウェザーニューズは25日、西東日から東日本の広い範囲で“本格花粉シーズン”に突入したと宣言した。東京都や大阪府など関東・近畿の1都1府16県において、23日から24日にかけて基準値を超える花粉飛散量を観測しており、今後も飛散が増える見込みだという。昨年と比べ、東京都で8日、大阪府で9日早い本格シーズン突入。
ウェザーニューズでは、独自の花粉観測機「ポールンロボ」を全国の家庭や企業、病院など1000カ所に設置して花粉の観測量を計測。ネットワーク経由で収集した観測データをもとに、スマートフォンアプリやウェブサイトで花粉情報を配信している。
ウェザーニューズによると、東京都内で24日、大阪府内で23日に、本格飛散開始の基準である1日あたり30個を超える花粉をポールンロボで検知した。例えば東京都では大田区で127個、港区で77個など、大阪府では高槻市で94個、堺市で77個などとなっている。
このほか東北南部や北陸についても、各県に設置したポールンロボのうち3割以上において、花粉飛散開始の基準となる10個以上を観測した日が2日以上あったことから、飛散開始を宣言。花粉に敏感な人に症状が出始める“花粉飛散シーズン”に突入したとしている。
ウェザーニューズでは今年の傾向として、東京都で昨年比295%・平年比115%、大阪府で昨年比140%・平年比105%の飛散量を予測している。花粉シーズン終了は、東京都、大阪府ともに5月上旬の見込み。