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ネットギア、最大200台のAPを管理できる「WC9500」など法人向け無線LAN製品を発売

 ネットギアジャパン合同会社は、法人向けの無線LANコントローラー製品「WC7600」「WC9500」と、ホテルなどへの設置に適した無線LANアクセスポイント「WN370」を3月12日に発売する。

WC7600
WC9500

 「WC7600」「WC9500」は、アクセスポイントの出力とチャンネルの自動コントロールにより干渉を最小限に抑える動的な無線周波数管理機能を備え、10ギガイーサネットに対応するSFP+スロット2基を搭載する無線LANコントローラー。価格(税別)は、WC7600が50万円、WC9500が70万円。

 別途購入するライセンスの適用により、WC7600は最大50台、WC9500は最大200台の無線LANアクセスポイントの管理が可能。両製品とも3台までスタックが可能で、スタックと追加ライセンスの組み合わせにより、WC7600では最大150台、WC9500では最大600台までのアクセスポイントを管理できる。

 自己回復型アルゴリズムにより、近隣アクセスポイントのダウンや電波干渉が発生すると、そのエリアの回りにあるAPの出力やチャンネルを調整する機能を搭載。ユーザーの設置環境をヒートマップにより提供し、ワイヤレスチャンネルや信号強度など、ネットワークの状況をリアルタイムにレポートする機能を備える。

WN370
WNAP320

 「WN370」は、WC7600/WC9500での集中管理に対応する、2.4GHz帯(IEEE 802.11b/g/n)で最大300Mbpsの無線LAN通信と、100BASE-TX/10BASE-T対応の有線LANポートを備える無線LANアクセスポイント。価格(税別)は2万9800円。

 PoEによる受電駆動に対応し、設置に電源コンセントを必要としない。電話線のパススルー機能、不正アクセスポイント検出機能、802.1X RADIUS認証などに対応し、ホテルなど宿泊施設の個室への設置に適した製品としている。

 また、2013年から販売している無線LANアクセスポイント「WNAP320」については、販売価格(税別)を4万円から1万9800円に値下げした。

(三柳 英樹)