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「ニコニコスマホSDK」がニコ生に対応、ゲームアプリの実況機能などに活用可能

 株式会社ドワンゴと株式会社ニワンゴは16日、「ニコニコスマホSDK」の最新バージョン「2.03」をリリースし、ニコニコ生放送に対応したと発表した。

 ニコニコスマホSDKは、ニコニコ動画への動画投稿機能などをiOSアプリに組み込める開発キット。アプリ画面・カメラ映像の録画、マイク音声のリアルタイム録音、動画の編集・エンコード、YouTubeへの動画同時投稿、ニコニコアカウントの作成、Twitter・Facebookへのシェアといった機能も備える。

「ニコニコスマホSDK」を利用した生放送のイメージ
背景機能

 今回、ニコニコ生放送への配信機能が追加されたことにより、例えば、ゲームプレイの生放送配信を行いながら、生放送の視聴者コメントをゲームプレイ画面に表示させるといった活用が可能になる。さらに、視聴者の投稿コメントをゲーム内容に反映させることで、視聴者参加型のリアルタイム協力プレイも考えられるという。例えば、視聴者が「回復」とコメントを打つとゲーム内のライフポイントが回復する、視聴者が「加速」とコメントを打つと移動速度がアップ……といった仕組みなどだ。

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 4月25・26日に幕張メッセで開催されるイベント「ニコニコ超会議2015」では、「超ゲームエリア」ゲーム実況ストリートにおいて、ニコニコスマホSDKを組み込んだゲームタイトルの体験ブースを設置する予定。

(永沢 茂)