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「業務のためにLINEグループを作成して」という社長からのメールは詐欺! 警視庁が注意喚起

添付ファイルにマルウェアが仕込まれている事例も確認される



 警視庁匿名・流動型犯罪グループ対策本部は、会社の社長などをかたった偽のメールによって金銭をだまし取られる被害が発生しているとして注意を呼びかけている。

 攻撃者は、会社の社長や会長をかたって「業務プロジェクトに対応するためのLINEグループを作成して招待して」「取引相手の振込先情報を送るから今すぐお金を振り込んでくれ」などといった、業務連絡を装った内容のメールを社員宛てに送信する。その後、作成したLINEグループに、攻撃者が偽の経理担当者などを参加させ、支払い名目で金銭を振り込むように指示するという。

 2025年12月ごろからこうした社長をかたるメールが確認されており、すでに複数の被害が発生している。警察庁の情報によると、このほかにもマルウェアが含まれるファイルをメールに添付している事例も確認されているという。

 警視庁は、「着信メールアドレスの確実なチェック」「社員同士で情報共有」「社長・上司への確認の徹底」を行うとともに、「サイバーセキュリティの強化」「社内の情報の集約と対策の周知」「関係部署への確認」などの対策を行うよう呼びかけている。