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ソフトバンク、ヤマダ電機に227億6100万円を出資

 ソフトバンク株式会社は7日、株式会社ヤマダ電機と資本業務提携を行うと発表した。ソフトバンクは、ヤマダ電機が実施する第三者割当増資を引き受ける形で227億6100万円を出資。ソフトバンクがヤマダ電機の株式5%を保有する。

 ソフトバンクでは、1)ヤマダ電機が全国に有する店舗網を活用した、移動通信サービスや携帯端末・アクセサリー、高速インターネット接続サービスなどの販売力のさらなる強化、2)ソフトバンクグループの通信事業や自然エネルギー事業、ロボット事業と、ヤマダ電機のスマートハウス事業の組み合わせによるICTを活用した新たな市場の創造――を目的として、資本業務提携を行うことを決定したとしている。

 ヤマダ電機では調達した資金を、ソフトバンクとの業務提携および既存ビジネスの連携強化に関する売場改装(30億円)のほか、スマートハウス・リフォーム事業の強化(80億4000万円)、プレミアム会員向け「暮らしのサポートサービス」の展開に伴う店舗改装(36億円)、既存店舗の改修・改装(24億円)、店舗のスクラップ&ビルド(42億100万円)、外国人観光客の購買需要などに対応するための売場改装や免税対応店舗への業態転換(10億円)、環境ビジネスにおける既存店舗からアウトレット店舗への業態転換(5億円)に充てるとしている。

(三柳 英樹)