Yahoo!不動産、個人が自分の家を売りに出せるサービス、ソニー不動産と提携して“不動産流通革命”

　ヤフー株式会社とソニー不動産株式会社は、7日2日付けで業務提携契約を締結したと発表した。ヤフーの不動産情報サイト「Yahoo!不動産」とソニー不動産の総合不動産サービスを連携させ、国内の中古住宅流通市場およびリフォーム／リノベーション市場の活性化を目指すという。

　“不動産流通革命プロジェクト”として、個人が自分の所有する不動産を売りに出せる「不動産売買プラットフォーム」を共同で開発し、2015年中に公開する。このプラットフォームを通じ、不動産所有者が自分の決めた価格でその不動産を自由に売りに出すことができるようになり、ウェブから入力するだけでYahoo!不動産に無料で掲載されるとしている。まずは東京都心6区のマンションから取り扱いを開始し、随時エリアを拡大する予定。

「不動産売買プラットフォーム」事前告知サイト

　両社は資本提携も行う。ソニー不動産が第三者割当増資を実施し、ヤフーから18億円の出資を受ける予定。ソニー株式会社も、ソニー不動産に約10億円を追加出資する。これによりソニー不動産への出資比率は、ソニーが約56.3％、ヤフーが約43.7％となる。