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人工知能で不良債権の発生を通知、「freee」の会計データと連携する経営分析ツール提供

 freee株式会社が提供する開発者向けAPI「freee API」を利用した経営分析ツール「SHARES AI」を株式会社ココペリインキュベートがリリースする。また、freeeでは、開発者向けAPI提供プログラム「freee Developers Community」を本格スタートする。

 「SHARES」は、弁護士や公認会計士などの専門家に、必要な時だけスポットで依頼ができるクラウド経営支援ツール。freee APIを利用して人工知能によるデータ分析ツール「SHARES AI」と「クラウド会計ソフト freee」が連携することで、会計データをもとにした企業の経営分析と課題発見が可能になるという。不良債権が発生した際に通知する機能も提供する。

 freee Developers Communityでは、開発リクエストやサポート窓口を設けることで開発者によるさまざまなユーザーニーズに応えるアプリケーションの開発を支援する。利用できるサービスは、freeeからの情報配信、ベータ版APIの先行公開、APIリリースノートの配信、APIのダウンタイムなどメンテナンス・障害情報の配信、開発リクエスト、API追加リクエストの募集(「クラウド会計ソフト freee」以外に、「給与計算 freee」「会社設立 freee」も対象)、作成したアプリケーションをfreee Appsページで紹介するものなどがある。

(磯谷 智仁)