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個人間売買の怖さ? ヤフオクに出品したフェラーリを現車確認で乗り逃げされる事件が発生

 ヤフオクに車を出品したところ、落札希望者から現車確認をリクエストされ、試乗に応じたところそのまま乗り逃げされて車は行方不明に……というトラブルが、この週末にネットで波紋を呼んでいた。茨城県で発生したこの事件、Twitterなどでオーナーによる呼びかけが拡散された結果、山形県の中古車販売店が外部サイトに出品しているのが発見され、あとは返却の交渉を残すのみと無事解決に向かいつつあるようなのだが、ネットでの個人間の車販売では実車確認は欠かせないだけに、それらを利用するユーザーにとっても他人事ではない。今回はフェラーリF355という数そのものが少ない車であり、かつ交換済みの社外マフラーなど外見に特徴があったことからスピード発見に至っていたが、そうでなかった場合はどうなっていたかは分からない。ネットを利用した高額製品の売買の怖さを感じさせる事件として、SNSでいまだ拡散し続けているのも頷ける。