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TOEIC高得点者は涙目? TOEIC900点程度の和文英訳が瞬時に行える機械翻訳エンジン登場

 機械翻訳事業を手掛けるみらい翻訳が、深層学習技術を用いたニューラル機械翻訳エンジンを発表した。現在、同社のサイトでデモが体験可能になっている。

 これは同社と国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)との共同研究によるもので、深層学習技術の導入により、従来の統計的機械翻訳に比べて翻訳精度が大幅に向上していることが特徴。対象となるのは日英双方向の翻訳で、なかでも和文英訳においては「TOEIC900点程度のスコアを持つビジネスマンと同等以上の作文能力があることを確認」できたとアピールしている。これらを搭載した企業向け翻訳アプリケーションサービスを本年11月から提供するとしているが、現在、同社のサイトで「お試し翻訳」と称する無料版が利用できるようになっているほか、共同開発を行ったNICTでは、Android/iOS向け音声翻訳アプリ「VoiceTra(ボイストラ)」において同日付でこの技術を組み込んでいる。気になる人はまずは、こちらを試してみるとよさそうだ。