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連載中止の真相に迫れるか? 幻の「サルまん 2.0」が10年目にしてついに単行本化

 長らく封印されてきた「サルまん 2.0」が10年目にしてついに小学館クリエイティブから単行本化され、コアなファンの間で話題となっている。

 相原コージ氏と竹熊健太郎氏の作による通称「サルまん」こと「サルでも描けるまんが教室」は、90年代にビッグコミックスピリッツで大ヒットしたマンガだ。30~40代の間ではいまなお高い知名度を誇るこの作品だが、10年前に「サルまん 2.0」なる続編がスタートし、当初はメディアミックス展開まで大々的に予告されていたものの、連載は途中で中断、そして唐突な終了に至ったことで波紋を呼んだのは記憶に新しい。このたび10年ぶりに封印が解かれることになったこの「サルまん 2.0」、単行本の紹介文によると「当時の関係者を招集して8時間にわたる大座談会を敢行」「連載中断の真相と幻の結末についても余すところなく語っている」とある。当時のまま残っている竹熊氏のブログ「たけくまメモ」の中止告知エントリーとあわせて読むことで、10年目にしてようやく、読者も事の真相に迫ることができそうだ。ちなみに単行本の冒頭は、発行元のサイトで試し読みが可能になっている。