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薄さ軽さに興味はあるが…iPhone Air、売れない一方で製品ぺージの閲覧数は多いと判明

 iPhone Airは購入にこそ結び付いていないが、製品ページの閲覧数は多い──こんなデータが明らかになった。

 これはSimilarwebの調査によるもの。iPhone Airの製品ページは発表直後の9月には100万回の閲覧を記録するなど注目度は抜群で、今年のiPhone発売時のオンライン閲覧数を昨年比28%増の740万回に押し上げる原動力の一翼を担っているものの、コンバージョン率は他のモデルのおよそ3分の1と低く、実際の購入に結び付いていないという。ここから透けて見えるのは、製品のコンセプトには高い興味を持ち、実際に製品ページを見に行って確認まではするものの、そこで得られた評価は必ずしも高いものではなく、他のモデルに流れていっているという現実だ。iPhone Airはカメラが1基であったり、バッテリーの持続時間が他の機種に比べて短かかったりする欠点があり、それらのせいでユーザーを捕まえられずにいるものの、コンセプトそのものは評価されており、これは過去に終了したPlusモデルやminiモデルにはなかった傾向というわけ。巷で言われているほど薄さ軽さにユーザーが無関心というわけではなさそうだが、Appleがこうした事実を受け止めて次なるモデルにつなげるのかは今のところ不明だ。