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iPhone Airのデザイナー、早くもAppleを退職してAIスタートアップへの転職が報じられる

 iPhone AirのデザイナーがAppleを退職したことが明らかになった。

 iPhone Airのデザインを手掛けた開発チームの中心人物で、工業デザイナーのAbidur Chowdhury氏は、同製品の発表イベントにおける紹介ビデオにも出演していたことでも知られる。それが今回、同氏がAppleを退職し、AI関連のスタートアップ企業へと転職したことを「Bloomberg」が報じている。iPhone Airの売れ行きが影響したわけではなく、一身上の都合というかたちだったようだが、もともと同氏は著名デザイナーであるJonathan Ive氏が退職するのと入れ替わるタイミングで6年前に入社し、後継者とみられていたため、社内にも波紋が広がっているという。

 ユーザーの側からしても、iPhone Airの次期モデルはデザイナーが交代することになり、同製品のデザインが気に入っていたユーザーにとっては多少なりとも気になる人事だ。なお、同氏が出演しているiPhone Airの紹介ビデオは今も公開状態にある。