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パプアニューギニアで回収された本物の「飛燕」、ヤフオクで1500万円で落札される
2017年10月16日 06:00
「飛燕」の愛称で呼ばれる旧日本陸軍の三式戦闘機の実機がヤフオク!に出品され、1500万円で落札されるという出来事があった。
これは戦時中に製造されたれっきとした本物で、説明によると1970年代にパプアニューギニアで回収されたのちオーストラリアの航空機コレクターが保管していた機体なのだとか。写真を見る限りは修復などは一切されておらず、長年風雨にさらされてきたとみられるが、胴体部の形状はきちんと維持しているほか、エンジンやコクピット内のレバー類も残っているとのこと。修復された機体が国内に1機しか現存していないレアな一品であることに加え、ヤフオク!に出品されるという珍しさもあって、テレビでもニュースとして放映された結果、最終的には1500万円での落札に至った模様。FAQ欄では同機体を整備していた軍人の子息とみられる人が資料提供を申し出ていたりと、別のところからの反響もあり、無事に取引が完了することを願いたいものだ。
- 旧日本陸軍 三式戦闘機 飛燕 Ki61 機体一機(ヤフオク!)
https://auctions.yahoo.co.jp/jp/show/qanda?aID=l411185176