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Kickstarter、キャンペーン終了後も資金調達が可能な新たな設定をテスト

 クラウドファンディングサイトのKickstarterで、最長60日という期限を超えて資金を集める新たな選択肢がテストされていることが明らかになった。

 クラウドファンディングサイトにはキャンペーンが終了すると資金調達がすぐに打ち切られる場合とそうでない場合があり、後者の代表例であるIndiegogoは、終了後にキャンペーンを知ったユーザーからも資金を調達できるため、細く長く資金を集めることが可能だった。これに対して前者の代表例であるKickstarterはこれまで60日が最長とされていたため、それを超えて支援を募るには別のサイトを利用するしかなく、キャンペーン終了後にIndiegogoへと移るケースが数多く見られていた。現在一部のクリエイターを対象に行われているのは、この60日という制限をなくして長期的な資金調達を可能にするというもので、Indiegogoへの流出を防ぐ狙いもあるとみられる。ユーザーにとっては見つけたプロジェクトがすでに終了していてがっかりするケースが減り、応援したい製品により関われるようになるはずで、クリエイターのモチベーションにも影響を与えそうだ。