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顔認識技術を活用、火星表面から「顔っぽい地形」を探すプロジェクト

 かつて火星の表面に人間の顔にしか見えない起伏が見つかり、世界的な話題になったことがある。いまでは「火星の人面岩(Face on Mars)」などと呼ばれているこの岩、別の方向から見るとまったく人面には見えないことが明らかになっているが、このような“月や火星の表面の、人の顔に見える地形”を、過去に撮影された膨大な写真から検索するプロジェクトが話題だ。これは「画像認識と集合知に基づく月および火星表面の人面状構造物探索」として10月のエンタテインメントコンピューティング2013でも発表されたもので、今回その動画がニコ動に投稿されて閲覧できるようになっている。面白いのはこれら地形の検索に、デジカメなどでおなじみの顔認識システムが使われているということ。今回何かしらの発見があったようなので、気になる人はチェックしてみよう。雑誌「ムー」を模したユニークなロゴマークにも注目だ。

◇画像認識と集合知を利用した人面探索(ニコニコ動画:GINZA)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22266778
◇Mar Project
http://marproject.org/
◇火星の人面岩(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E6%98%9F%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%9D%A2%E5%B2%A9

(tks24)