やじうまWatch

自分の興味を紙に書き出し会話に役立てる「偏愛マップ」がネットでプチ流行中

 ここのところ、ネットで急に目にする機会が増えたのが「偏愛マップ」なるワード。もともとは教育学者の斎藤孝氏が考案したコミュニケーションメソッドで、1枚の紙に自分が好きなものを絵入りで羅列し、さまざまな相手との共通の話題を探すことを容易にするというアイデアなのだが、書籍が発刊されて10年が経過した今年になってブロガーのタムカイさんが紹介したのがきっかけで、あちこちで実践する人が現れたというわけ。現在ではnoteを通じてさまざまな人の偏愛マップがまとめられ、直接の知り合いでない人々のコミュニケーションに役立っているようだ。手描きをすることにより、項目を羅列したプロフィールなどに比べて温度感が伝わりやすいこのメソッド、ネットを通じて見知らぬ人と出会うイベントなどではたしかに効果はありそう。今後どこまでブームが広がるかに注目だ。

◇初対面の人が一気に仲良くなれる「偏愛マップ」というものを試してみたら想像以上の効果があって、色んな人のを見てみたくなったお話(タムカイズム)
http://tamkaism.com/2014/06/henai-map/
◇みんなの「偏愛マップ」(note)
https://note.mu/tamkai/m/m719115669c6b
◇偏愛マップ―キラいな人がいなくなる コミュニケーション・メソッド(Amazon.co.jp)
http://www.amazon.co.jp/dp/4757101287

(tks24)