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一式わずか4万円以下、スマホと3Dプリンタで低価格化を目指した「義手」

スマートフォンと3Dプリンタを活用し、安価でかつ気軽に使える「義手」を制作するプロジェクトが、DMM.makeで公開されて一部で話題になっている。事故などで失われた生身の腕のかわりに装着する義手は100万円以上と高価だが、今回のプロジェクトで作られる「筋電義手」と呼ばれる義手では、筋肉からの微弱な電気を処理するのに専用の装置ではなくスマートフォンを使用したり、モーターの数を減らしたり、部品を3Dプリンタで制作するなどして、一式でわずか4万円と、大幅な低価格化を実現しようとしているとのこと。過去には自作ハードウェアのコンテストで大賞も受賞している作品だが、このたびDMM.makeの公認makerとなったことで、さらなるチャレンジが期待されるというのが現在の状況。ひとまずプロジェクトを紹介する記事の続編に期待したい。

◇筋電義手handiiiの開発(1)(DMM.make)
https://media.dmm-make.com/item/1139/
◇Exiii
https://www.facebook.com/exiii.jp

(tks24)