やじうまWatch

●音楽と編集でここまで変わる、アクション映画風「2001年宇宙の旅」の予告編

　不朽の名作として知られるSF映画「2001年宇宙の旅」。劇中では冒頭のオーケストラなど、どちらかというと壮大さを前面に出した演出が特徴的だった同作品だが、この作品を現代風にアレンジしたパロディー版の予告編が作られてネット上で話題になっていた。すべてオリジナルの映像を組み合わせて作られており、新規に追加された要素といえば音楽および一部の字幕のみなのだが、音楽がハイテンポであること、また映像が早回しになっていることもあり、まるでアクション映画のように見えてしまうのが興味深い。紹介先のWIREDではオリジナルの予告編も掲載されているのだが、ほとんどのコメントがこちらのオリジナル版を賞賛しているのも、熱心なファンを多く持つこの作品ならではといったところだろう。

◇現代にマッチした予告編が登場：『2001年宇宙の旅』（WIRED.jp）
http://wired.jp/2012/07/31/2001-a-space-odyssey-fake-traile/

●シンクロ率高すぎ！　「脳波で動くネコミミ」が「おおかみこども」とコラボ

　以前ネットでも大いに話題になった、ヘッドセットで頭に取り付け、脳波を感知してさまざまな動きを見せる猫の耳を模したオモチャ「necomimi」。ニコニコ超会議で限定販売されて即完売したのは記憶に新しいが、いまではAmazonなどでも取り扱われるようになり、流通事情はかなりよくなりつつある。さてこのnecomimiについて、現在公開中のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」とコラボした製品が発表されて話題になっている。劇中に登場するおおかみこども「雨」と「雪」の限定カラーという位置付けなのだが、制作された6つのうち4つが角川書店が実施する「おおかみこどもの夏フェア」のプレゼントに提供されるのみで、市販されるわけではない模様。超レアアイテムにもかかわらず同フェアの商品の中ではあまり大きく取り扱われているわけではなく、目ざとく見つけたファンだけが販売を待望しているといった状況。ぜひとも一般販売を期待したいところだ。

◇「おおかみこどもの夏フェア」実施中！（『おおかみこどもの雨と雪』特設サイト）
http://www.kadokawa.co.jp/ookami/
◇The Wolf Children, Ame And Yuki（neurowear）
http://neurowear.com/_page/page.cgi?url=1&data=20120629145655