やじうまWatch

●Jコミから「奇跡の無検閲マンガアプリ」が登場、その仕組みとは？

　広告入り無料マンガを配信する「Jコミ」。現在は3作公開しては1日休みというペースで順調に作品数を増やしつつあり、タイトルは250オーバー、総巻数もおよそ800と、そろそろ1000の大台が見えてきつつある状況だ。さてそんなJコミから、これまでのアプリとは異なる、新しいiOS用のアプリが公開された。「JComi Viewer＋」と名付けられたこのアプリ、Jコミに限らずさまざまなサイトからPDFをダウンロードして読むことができる。代表者の赤松健氏曰く「ポルノサイトに行けるからといってIEやChromeが批判されることがないのと同じように、この『JComi Viewer＋』は単なるPDFビュワーですから、アプリ自体は規制の対象外となります」と、プラットフォーマーの規制を受けないように設計されているのがポイント。つまり規制が激しいと言われるiPhone上であっても、エロや差別用語があるタイトルも問題なく読めてしまうのだ。公開に併せてプレミアム会員の2カ月無料キャンペーンも行われているので、「奇跡の無検閲マンガアプリ」というフレーズが付けられたこのアプリを体験してみてはいかがだろう。

◇iOS用・奇跡の無検閲マンガアプリ、「JComi Viewer＋」を無料公開しました！（（株）Ｊコミの中の人）
http://d.hatena.ne.jp/KenAkamatsu/20120801/p1

●「アクアマリンふくしまの復興日記」終了直前で起こった意外な展開とは

　東日本大震災で被害を受けた福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」の復興状況を知らせるブログ「アクアマリンふくしまの復興日記」。長らくYahoo!ブログで運営されてきたこのブログが「職を賭して伝えなくてはいけないこともあります」と、ブログ記事の内容に対して圧力がかかっていることを公表し、担当者が退職届を出そうとしていることが明らかになったのが先週のこと。読者も多かったブログということもあり、ネット上では驚きの声であふれ、閉鎖を惜しむ声があちこちで見られた。しかしブログ終了日にあたる7月31日にブログが更新され、今後は新しいブログに場を移して更新が続けられること、また担当者が退職に至らず今後も主担当としてブログを運営していくことが発表された。ブログ終了直前の撤回となったわけだが、多くの人が望ましい結末になったことに対して安堵の声をつぶやいていた。さきのエントリはすでに削除されているが、最後の更新となった7月31日のエントリはまだ見られるので、早めにチェックしておこう。

◇ご愛読ありがとうございました（アクアマリンふくしまの復興日記）
http://blogs.yahoo.co.jp/fukushimaaqua/
◇「環境水族館」アクアマリンふくしま
http://www.marine.fks.ed.jp/