期待と不安が入り混じる、フジの「ボカロ歌謡祭2013」、明日深夜に放映

　ネットで流行しているコンテンツがテレビに輸入されるケースは昨今珍しくないが、コンテンツ名そのものをタイトルに冠した番組はそれほど多くはない。それが1時間もの番組ともなればなおさらだ。そうした点で注目すべき番組が、明日6日の深夜26時10分からフジテレビで放映される「ボーカロイド歌謡祭2013（春）」。初音ミクを中心としたボーカロイドの紹介とオリジナルライブで構成される1時間の歌番組で、番組ホームページには「地上波放送では初めてのボーカロイドに特化した1時間の音楽番組」とある。既存のファンおよびボーカロイドを知らない人の両方をターゲットにしているようで、番組のコンセプトなどがホームページなどで明らかになるにつれ、期待と不安が織り交じった感想がネットにあふれつつある。とはいえ、ネットで人気を博したコンテンツがテレビに進出する例としてはかなり大規模なもので、注目を集めるのは間違いない。放映まであと1日、期待して待とう。

◇『ボーカロイド歌謡祭 2013（春）～初音ミクから生まれた新たな音楽の世界～』（とれたてフジテレビ）
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2013/s/130402-s020.html