やじうまWatch

これで今年2度目。Googleの「AIによる概要」でトラフィックが激減→Googleを訴えるも敗訴

 Googleの「AIによる概要」の導入でトラフィックが激減したとしてGoogleを訴えた複数の企業が、相次いで敗訴していたことが明らかになった。

 Google検索の画面上部に表示される「AIによる概要」が導入されて以来、Googleからの流入が激減したという声は後を絶たない。今回、米国の教育テクノロジー企業および出版社が、Googleの検索結果にインデックスされ続けるためにAIによるコンテンツ利用を事実上強制していることは独占禁止法に違反するほか、自社サイトへの流入の激減により収益を失ったとしてGoogleを訴えていたのだが、連邦判事がこれらを棄却したことがこのたび明らかになった。

 同判事はそれらの主張はGoogleとの事前合意に基づくものではなく、Googleがトラフィックを送ってくれるだろうという「期待」にすぎないと指摘。「出版社が現在置かれている状況に同情しないわけではない」としながらも、独占禁止法の適用範囲を超えており、議会や規制当局が対処するほうが適切かもしれないとコメントしている。

 出版社がGoogleを訴えた類似の案件では、今年3月にも連邦裁判所でGoogle有利の判決が出ており、今回の判決はその繰り返しとも言える結果となっている。