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40年前のPC自作キット「Altair8800」、なんと互換機が来春登場

 「Altair 8800」といえば、今からおよそ40年前に米MITS社が発売した幻の個人向け8ビットPC自作キット。インテル製CPUを採用しながらも未組立のキットの状態で400ドル以下という、当時としては破格の安さでオーダーが殺到するも、その後トラブルに見舞われて姿を消した悲運のマシンだが、なんとこの互換機がこのたび登場することになり話題になっている。キット名は「Legacy8080」で、WindowsマシンとUSB接続できる一方、当時そのままのトグルスイッチも健在で、またRS-232Cなどのインターフェイスも提供され、CP/M-80用のソフトウェアが動作させられるとのこと。さすがに機器自体の知名度が高くないせいか、このニュースが紹介されたスラッシュドットでも、機器よりもハードウェアスペックを中心とした話題に移行している。ちなみに発売は来春とのことで、発売元である技術少年出版のサイトでは詳細な情報が更新され続けている。

◇8bitマイクロコンピュータキット Legacy8080 CP/M-80互換OS搭載、Z80上位互換CPU Z8S180 搭載(技術少年出版)
http://www.gijyutu-shounen.co.jp/
◇1975年に発売された8ビットマイコン「Altair8800」の互換機が発売へ(スラッシュドット・ジャパン)
http://hardware.slashdot.jp/story/13/11/25/1038219/

(tks24)