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ホテルに缶詰めになって原稿を執筆できる宿泊プラン登場、2万4000円から
(2014/8/29 06:00)
「ホテルで缶詰めになって原稿を執筆」というのは、作家側から見ると精神的に追い詰められたシチュエーションである一方、一般の人から見ると認められた作家にしか許されない一種のステータスでもある。そんなシチュエーションを再現した宿泊プランが新潮社の自費出版ページに掲載されて話題になっている。「山の上ホテル執筆プラン」と題されたこのプランは、同社の自費出版を申し込んだユーザー限定で、神田駿河台の山の上ホテルのデラックスルームに宿泊し、「缶詰めでの執筆」を体験できるというもの。滞在中に編集者が定期的に部屋を訪れるオプションもある一方で、外出もでき、またホテル近くのフィットネスが無料で利用できたりと、特権を満喫できるシステムになっている。気になるお値段は2泊3日で2万4000円と、内容や立地を考えるとそれほど法外というわけではなく、自費出版限定でなければ同人誌目的で利用したいと考える人も多そうで、Twitterではそうしたコメントも多数寄せられていた。
◇『山の上ホテル』執筆プラン(新潮社)
http://www.shinchosha.co.jp/tosho/yamanoue_hotel.html
◇新潮社の自費出版(新潮社)
http://www.shinchosha.co.jp/tosho/