家で帰宅を待つ息子にお父さんの現在位置を知らせる電子工作が和むと評判

　IoTを簡単に構築できる手作りキットとして、いま一部で注目を浴びているのが「cloudBit」。言うなればRaspberry PiやArduinoよりもさらにネットとの親和性を高めたデバイスで、littleBitsというモジュールを合体させるだけという敷居の低さが特徴なのだが、このcloudBitを使用したある工作記事が、読んでいて和むと評判になっている。これはブロガーのkazunori279さんが、9歳の息子のために自分がいつ帰宅するかを指し示すメーターを自作したという内容で、スマホのSSIDからおおよその現在位置情報を読み取ってIFTTT経由でcloudBitに送信、それを受けてメーターが「かいしゃ」「とうきょう」「えき」「おうち」の4箇所のどこかを指し示すという仕組み。息子さんが書いたという文字盤がたいへんかわいらしいこともあり、cloudBitの楽しさに対する反響と変わらないレベルで「和む」という声が寄せられている。エントリは写真をふんだんに使った非常に分かりやすい内容なので、興味のある方は一読をおすすめする。

◇littleBits - cloudBitsとIFTTTで「おとうさんいまどこメーター」を作る（Qiita）
http://qiita.com/kazunori279/items/7dbbb525ab0cf6d5d9b5
◇littleBits cloudBit
http://littlebits.cc/cloud