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ストリートビューのタイムマシン機能が捉えた、デトロイト市のスラム化の様子

 リーマンショックによって財政が破綻した街としてしばしばその名が挙がる、米ミシガン州のデトロイト。自動車産業の衰退から市内のあちこちがゴーストタウンとなる一方、債務超過が解消されないまま2013年には米連邦破産法第9条を申請し破綻したことでも大きな話題になった。このデトロイト市内が朽ち果てていく様子を、Googleストリートビューのタイムマシン機能で振り返るエントリーが海外で注目を集めている。市内9カ所について、2007年から2013年にかけての変化がまとめられているのだが、多くの写真では2011年ごろを境に一気にスラム化していることが見て取れる。Googleストリートビューを時系列で見られるタイムマシン機能によるものだが、リーマン・ショック、そして連邦破産法の申請といった出来事と絡めて考えると非常に興味深い。ちなみにバーをドラッグすることで2007年からの街並みを見られるこのタイムマシン機能、日本国内でも利用できるので、この機会にチェックしておくとよいだろう。

◇Google Street View Captures Detroit’s Deterioration on Time-lapsed Photos (9 pics)(Izismile.com)
http://izismile.com/2014/12/06/google_street_view_captures_detroits_deterioration_on_timelapsed_9_pics.html
◇米デトロイト市が破産法申請―繁栄した自動車の町、今は昔(WSJ)
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887323809104578614443510138934
◇「Google マップ」を四次元化、「ストリートビュー」で過去に行ける機能追加(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140424_645877.html

(tks24)