【ソフトウェア】
米Adobe、PDF作成ソフト「Acrobat 6.0」英語版の出荷を開始
■URL
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200305/052703Acrobat6Ships.html
http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pressreleases/200305/052703ReaderPalmOS.html (Palm OS 3.0)
http://www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html (Adobe Reader 6.0)
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「Adobe Reader 6.0(英語版)」の画面キャプチャー
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米Adobe Systemsは27日、PDFファイル作成ソフト「Adobe Acrobat 6.0(英語版:以下、Acrobat 6.0)」シリーズ3製品の出荷を開始したと発表した。
Acrobat 6.0の特徴は、PDFファイルへFlashやMP3、Windows Mediaなどのマルチメディアファイルの埋め込みと再生が可能になったことだ。クリエイターなどの専門ユーザー向けの上位モデル「Adobe Acrobat 6.0 Professional」、一般ビジネスユーザー向けの「Acrobat 6.0 Standard」、企業向けのボリュームライセンス「Adobe Acrobat Elements」の3モデルが用意されている。
価格は「Professional」が449ドル、「Standard」が299ドル。対応OSは、Windows 98SE(Standardのみ)/NT Workstation 4.0(SP6)/2000 Professional(SP2)/XP、Tablet PCとMac OS X v10.2.2となっている。「Element」は、ライセンス料金が1ライセンスあたり28ドル(1,000ライセンス)から。対応OSは、Windows 98SE/Me/NT 4.0(SP6)/2000/XP。
同時に、PalmOS対応版の無償閲覧ソフト「Adobe Reader for Palm OS 3.0(英語版:以下、Palm版)」や「Adobe Reader 6.0(英語版)」も発表されており、同社Webサイト上からダウンロードできる。Palm版の対応OSは、Windows 98/Windows NT 4.0/Me/2000/XPとMac OS X v10.2.2。Palm OSはバージョン3.5/4.0/4.1/5.0をサポートしている。現在は英語版のみの提供となるが、日本語版には年内にも対応する予定。
また、同社ではAcrobat 6.0、Adobe Reader 6.0、Adobe Reader for Palm OS 3.0が、米Electronic For Imagingの無線ネットワーク「PrintMe」に対応したと発表した。これにより、ユーザーはネットワーク設定やケーブル接続を行なわずに、ノートPCやモバイル機器から、印刷やファックスの送信ができる。
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(2003/5/28)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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