【ソフトウェア】
~FlashムービーやMP3が埋め込まれたPDFの閲覧も可能に
アドビ、「Adobe Reader 6.0 日本語版」の無償配布を開始
■URL
http://www.adobe.co.jp/products/acrobat/readermain.html
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「Adobe Reader 6.0 日本語版」の画面。アイコンなど細かい部分に前バージョンとの違いが見られる
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アドビシステムズ株式会社は11日、PDFファイル閲覧ソフト「Adobe Reader 6.0 日本語版(以下、AR6.0)」の無償配布を開始したと発表した。同社Webサイトからダウンロードできる。
AR6.0は前バージョンまで「Acrobat Reader」と呼ばれていたが、現在「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」などでもPDFファイルの作成が可能になったために、名称をAR6.0に変更したという。AR6.0では、FlashムービーやQuickTime、MP3、Windows Meta File(WMF)、Windows Media形式などのマルチメディアコンテンツを埋め込んだPDF(最新版PDF1.5)を閲覧することが可能になった。
また、4月に発表されたDocument Server for Reader Extensionsを利用することによって、「電子証明」や「データのローカル保存・送信」、「フォームフィードでの入力支援」、「書類添付」など4種類の“特別権限を付与”することが可能となり、従来のAcrobat Readerではできなかった機能を実現している。
対応OSは、Windows XP/2000 SP2/NT 4.0 SP6/Me/98 SEの日本語版とMacintosh OS 10.2.2 日本語版以降。Webブラウザーには、Internet Explorer 5.0~6.1、Netscape Navigator 7.0、America Online 6.0か7.0が必要。
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(2003/6/11)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
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