「CEATEC JAPAN 2003」のNECブースでは、ストリーミング専用OSを搭載することによって初期設定が容易なWindows Media配信専用サーバー「Express5800/InternetStreamingServer DS」を参考出展している。
今回参考出品されていたのは、同社のExpress5800シリーズのストリーミングサーバーに、Windows Server 2003 Enterprise Editionを基にしてストリーミングサーバー機能に限定・改良を加えた専用OSを搭載しているモデルだ。エンコードから配信・Webサイト作成までを自動的に行なうことができる。
ストリーミングサーバーのエンコードや配信に必要な機能に絞って搭載しているため、インストール時間や値段を大幅に削減できたという。実際の初期インストール時では自動的にネットワーク設定を行ない、10分ですべての設定が完了するとしている。
また、Windows Media 9シリーズの管理用ツール「StreamPro/WM9S-Plus」を搭載しているため、Webベースでの遠隔管理やコンテンツ管理、IIS管理などが一元的に行なえる。そのほか、Windows Media 9シリーズの新機能である「Push機能」に対応しているため、キャプチャボードとスケジュール機能を組み合わせることによって、所定の時間のみの配信なども可能だ。発売日は未定だが、価格は70~130万円程度になる見込み。
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「Express5800/InternetStreamingServer DS」の外観。見た目はほとんど変わらないという
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「Express5800/InternetStreamingServer DS」の概要
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関連情報
■URL
CEATEC JAPAN 2003
http://www.ceatec.com/ja/2003/
「Express5800/InternetStreamingServer DS」の製品ページ
http://www.express.nec.co.jp/products/iss/iss_high.html
( 大津 心 )
2003/10/08 20:30
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