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左から、PDA「PocketCosmo」(京セラ製)、CFカード型ユニット、温度センサーモジュール
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 三菱マテリアルのブースでは、特定小電力無線が利用できるCFカードタイプユニットやセンサー用モジュールなどを展示していた。
 
  特定小電力無線は、空中線電力が10mWの無線規格。利用する際に免許が不要なことが特徴だ。今回展示されていたCFカードタイプのユニットでは、426/429MHzの周波数帯域を利用し、最大4.8kbpsのデータ通信が可能。このほか、同じ帯域を利用した特定小電力無線モジュールや、温度履歴の管理ができる特定小電力無線温度センサーモジュールなども展示していた。いずれも工場や病院などでの利用を見込んでいる。
 
  会場スタッフによると、「CFカードについては通常のPDAにを挿入して専用端末のように使用できるため、業務向け用途をメインに考えている。ただし、400MHz帯は電波が障害物を回り込む特性があり、それを活かした一般向け用途にも販売予定だ」とし、法人向けだけでなく、無線CFカードやモジュールを活用した防犯システムや車載ユニットなど柔軟な提供方法を検討しているという。
 
  なお三菱マテリアルでは、2003年中にもCFカードユニットの提供を開始する予定で、一般向けの価格は1,000~2,000円になる見通し。
  関連情報
 
 
■URL 
  CEATEC JAPAN 2003 
  http://www.ceatec.com/ja/2003/
 
  三菱マテリアル 
  http://www.mmc.co.jp/
 
 
 
( 鷹木 創 )
 
2003/10/09 14:01
 
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