「Security Solution 2003」のマクニカブースでは、クライアントPCにWindowsのセキュリティ修正プログラムやウイルス定義ファイルの適用を強制的に促すことが可能なソフトウェア「Sygate Secure Enterprise」日本語版が出展されている。
Sygate Secure Enterpriseは、管理者等が定めたセキュリティポリシーをクライアント側のPCへ強制的に適用させることができるソフトウェア。強制的に適用させることができるのは、Windowsのセキュリティ修正プログラム、ウイルス定義ファイル、パーソナルファイアウォールのポリシーなどのほか、会社独自のアプリケーションなどにも対応する。
万が一ポリシーに準拠しないマシンが出た場合には、デスクトップ上に警告文を表示できるほか、ポリシーを適用するまでネットワークから隔離することも可能だ。その際に、「ポリシー適用するために必要なポートだけを開放し、そのほかのポートを閉じる」などの細かい設定も可能だという。また、インターネットやVPN経由で接続してきたマシンにも適用することができるため、リモート接続のユーザーに対しても有効。ただし、このソフトでは、ユーザー自身がパッチや定義ファイルをダウンロードして適用しなければならず、サーバー側からプッシュ形式で配信・適用させることはできない。
Sygate Secure Enterpriseは、12月16日より販売開始予定。価格は、最小構成のモデルで17,500円/1台から。
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「Sygate Secure Enterprise」日本語版の画面イメージ
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マクニカブース
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関連情報
■URL
Security Solution 2003
http://expo.nikkeibp.co.jp/secu-ex/
Sygate Secure Enterprise
http://www.networks.macnica.co.jp/sygate/
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・ セキュリティポリシーを強制適用可能な法人向けソリューション(2003/09/26)
( 大津 心 )
2003/10/22 18:11
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