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「@niftyホームページグランプリ2003」各賞受賞者と審査員
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@niftyは1月31日、個人で開設しているWebサイトを対象にしたコンテスト「ホームページグランプリ2003」の授賞式を都内で開催した。同コンテストは、2003年8月4日~9月30日にかけて応募のあった3,830件のWebサイトの中から、グランプリ(賞金100万円)など各賞を審査員によって決定するもの。1998年から始まった@niftyの「ホームページグランプリ」も今回で6回目となり、授賞式は関係者や過去の受賞者に加え、今年からは一般参加の観客も交えて開催された。
審査にあたったインターネット誌の冠が付けられた準グランプリには、インターネットマガジン賞が枕をテーマにした「枕の総合ポータルサイト『ぴろコレ!』」、日経ネットナビ賞には未知の生物情報を扱う「謎の巨大生物UMA」、ヤフー・インターネット・ガイド賞がアンコール遺跡に関する総合情報サイト「アンコール遺跡群フォトギャラリー」がそれぞれ選ばれた。
グランプリを受賞したのは、お笑いのコントやライブを動画配信する「ブレストティービィーお笑いチャンネル」。個人で作るWebサイトながら、300を超えるお笑いの動画を配信し、審査員の講評でも「最初は個人がやっているサイトとは思えなかった」と驚きの声が多数挙がったサイトだ。運営者のdai氏は受賞に際して、「この賞は芸人さん達を代表して頂いたものだと思います。これからも多くの人に笑いを届けていきたいと思います」と語った。
授賞式後に行なわれた審査員によるパネルディスカッションでは、今年度のコンテストの総括として、Webサイトを作る人の裾野が広がった分、ジャンルやテーマが多岐に渡り、その分だけ審査が難しくなったという点が挙げられた。また、今後の傾向やトレンドとしては、日本でもBlogサービスが開始されたことで、さらにWebサイトを作る敷居が下がるのではないか、高速かつ常時接続の環境が手に入ったことでサイトを見る側の要求がますます高くなっている、といった意見が交わされた。
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インターネットマガジン賞「枕の総合ポータルサイト『ぴろコレ!』」運営者のピロコレ氏(中央)、ニフティ代表取締役社長の古河氏(左)、インターネットマガジン前編集長の中島氏(右)
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日経ネットナビ賞「謎の巨大生物UMA」運営者のさくだいおう氏(中央)、古河氏(左)、日経ネットナビ編集長の渡辺氏(右)
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ヤフー・インターネット・ガイド賞「アンコール遺跡群フォトギャラリー」運営者の波田野氏(中央)、古河氏(左)、ヤフー・インターネット・ガイド編集長の樋口氏(右)
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グランプリを受賞した「ブレストティービィーお笑いチャンネル」運営者のdai氏(中央)、古河氏(左)、樋口氏(右)
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関連情報
■URL
@niftyホームページグランプリ2003
http://homepage.nifty.com/gp2003/
ニュースリリース
http://www.nifty.com/corp/release/20031215.htm
・ @niftyホームページグランプリ2003、「brst.TV」がグランプリ(2003/12/15)
( 三柳英樹 )
2004/02/02 14:18
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