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光ファイバサービスをバックボーンにした集合住宅向けVOD


 25日から26日まで東京・帝国ホテルで開催されている「NTT Communications Forum 2004」では、光ファイバサービスをバックボーンにした集合住宅やCATV事業者向けのVODソリューションを出展している。

 今回展示されていた集合住宅向けVODサービスは、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)が事業者向けに提供するVODトータルソリューションのオプションプランで、一部マンションデベロッパー向けなどにはすでに提供されている。VODサーバーやコンテンツサーバーはNTT Com内に設置し、コンテンツの版権処理やメタデータの作成などもNTT Comで一括処理する。配信形式はMPEG-2で、帯域は3.5Mbps程度。今後はH.264やWindows Mediaフォーマットでの配信も予定しているという。

 事業者に対する卸値は、専用STBがセットになった200本のストリーミングコンテンツ見放題のプランで月額2,300円。会場スタッフによれば「エンドユーザーには月額4,000円程度で提供されることになるのではないか」としている。また、コンテンツを100本に絞り月額2,000円以下に抑えた廉価なプランも用意する予定だという。

 同じNTTグループであるぷららネットワークスが構築したコンテンツ配信ネットワーク「4thMEDIA」との兼ね合いについては、「4thMEDIAは、大手を中心に展開している。NTT Comでは中小企業を含めて広く提供していく予定だ」。NTT ComのVODトータルソリューションが各事業者の自社ブランドでも提供できる点も特徴だという。


NTT ComのVODトータルソリューションで利用するSTBなど サンプル動画。画面内の左上スペースには各事業者のロゴを表示することも可能だ

 このほか、CATV事業者向けのVODソリューションも展示し、同ソリューションの中核技術である「TS-VOD」のデモンストレーションを行なっている。TS-VODは、既存放送波の空き帯域を利用してストリーミング配信する技術。6MHzの帯域幅を搬送路にして、3.6Mbpsのストリーミングコンテンツを8ストリーム配信できる。「2005年春のサービス開始に向けてCATV各社に提案しているところだ」という。


関連情報

URL
  NTT Communications Forum 2004
  http://www.ntt.com/forum2004/

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( 鷹木 創 )
2004/11/25 17:07

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