東京・池袋のサンシャインシティ 文化会館で開催されている「IPテレフォニー&ケータイソリューション2005」では、NTTドコモのブースで、フルブラウザ「Opera 7.5」を搭載したFOMA端末「M1000」の実機が展示されている。
M1000は、W-CDMAとGSM/GPRSの両方式と、IEEE 802.11b準拠の無線LAN、Bluetooth 1.1に対応するモトローラ製のFOMA端末。Opera 7.5が搭載されており、通常のWebページの閲覧が可能。JavaScriptやFlashにも対応するほか、表示のタテ・ヨコ切り替え機能、画面の拡大・縮小、ページを画面に収まるように表示するフィット表示モードなどを備える。また、Webブラウザのほかにも、POPおよびIMAPに対応したメール機能や、WordやExcel、PDFなどのオフィス文書の閲覧機能も備える。
NTTドコモのブースではM1000をユーザーが手にとって操作できる形で展示されており、Webページの閲覧なども可能。また、M1000用のアプリケーションを作成できる開発キットなどが展示されている。
NTTドコモでは、M1000を「ビジネスケータイ」というキャッチフレーズで紹介しているが、法人向けの無線LAN対応FOMA端末「N900iL」とは異なり、通常のFOMA端末と同様にドコモショップや量販店で購入できるようにする予定としている。発売時期についてはボーナス商戦期を予定しており、価格についてはブースの説明員によれば「現在店頭で販売されているFOMA端末よりはやや高くなる」見通しだという。
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Operaを搭載したFOMA端末「M1000」
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M1000でWebページを表示した画面
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関連情報
■URL
IPテレフォニー&ケータイソリューション2005
http://expo.nikkeibp.co.jp/iptel/
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( 三柳英樹 )
2005/05/19 18:55
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