東京・中野サンプラザで開催した「第3回 アクセス解析カンファレンス」では、アクセス解析ベンダーによるサービスやソリューションの紹介が行なわれている。
オーリック・システムズでは、パケットキャプチャ方式のアクセス解析ソフト「RTmetrics」をデモンストレーションしていた。RTmetricsは従来難しかった、「リアルタイム解析」「複数サイト間のパス解析」「ポストデータ解析」などを簡単な操作で行えるという。経営者向けに解析結果をグラフィカルに表示する「Executive View機能」も搭載している。帯域に応じて「Standard」から「Enterprise」まで3種類を提供しており、価格はいずれも「数百万円での提供となる」(会場スタッフ)という。
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サイトの動線をグラフィカルに表示
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計測結果をグラフ化できる「Executive View機能」
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スタッフは、「パケットキャプチャ方式のRTmetricsでは例えば、入力フォームに途中まで入力されたデータを取得して細かい解析もできる」とコメント。また、携帯電話に搭載されたWebブラウザのユーザーIDも取得可能で、「モバイルサイトのユニークユーザーを計測できる」という。すでに、KDDIやソフトバンクBB、エプソンなどで導入実績がある。
なお、販売パートナーの住友商事では、RTmetricsで取得したアクセスログから広告効果などを測定する「Webアクセス解析サービス」を提供している。こちらの初期費用・月額料金はそれぞれ30万円。分析対象は20サイト、トラフィックは10Mbpsまでとなっている。
関連情報
■URL
アクセス解析カンファレンス
http://www.69day.jp/
オーリック・システムズ
http://www.auriq.co.jp/
住友商事 アクセス解析サービス
http://www.access.rtmetrics.com/
( 鷹木 創 )
2005/06/02 19:11
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