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NetSHAKER TalkEye
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ディスプレイに表示された相手の顔を見るとWebカメラに目線が合わず、Webカメラに目線を合わせると相手の顔が見られない。テレビ電話やテレビ会議でそんなジレンマを経験をしたことはないだろうか。安川情報システムが「Interop Tokyo 2005」で、このジレンマを解消するという映像コミュニケーションシステムをデモンストレーションしている。
視線一致型映像コミュニケーションシステム「NetSHAKER TalkEye」では、相手側の映像を映す6.3インチのTFT液晶を奥行のあるボックスに設置。液晶の前に半透過性の鏡を斜めに設置し、ボックスの下に搭載した25万画素のCCDカメラで鏡に映った像を撮影して、相手側に送信する。つまり、液晶ディスプレイを見ていれば、相手の顔を見ながら自分の目線も合わせられる仕組みだ。
会場では、福岡県北九州市にある安川情報システムのオフィスとブースを結んだデモンストレーションを行なっている。実際に試してみると、確かに相手の顔を見ながら会話できた。ただ、デモでは会話があまり続かないため、沈黙が長くなると自然に目を逸らしてしまうという結果になった。
NetSHAKER TalkEyeは、早稲田大学国際情報通信研究科の坂井滋和教授と共同開発したシステムで、当面は医療関係など「アイコンタクト」が必要な業務向けに販売する。サンプル出荷は始まっており、価格は102万9,000円。今後は、注文のロット数に応じて値下げを検討するほか、コンシューマ向けの簡易バージョンを発売する可能性もあるという。
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液晶ディスプレイを見ていれば、相手の顔を見ながら自分の目線も合わせられる仕組みだ
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関連情報
■URL
安川情報システムのニュースリリース
http://www.ysknet.co.jp/news/new_products/20050602.html
( 鷹木 創 )
2005/06/10 12:02
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