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中越地震の復旧支援にも貢献、桐蔭横浜大学のレスキューロボ


「ロボカップ」世界大会のレスキューリーグにおいて2004年と2005年に2連覇したレスキューロボ
 桐蔭横浜大学のブースでは、「ロボカップ」世界大会のレスキューリーグにおいて2004年と2005年に2連覇したレスキューロボをデモンストレーションしている。

 このレスキューロボは、キャタピラで走行するタイプのロボットだが、左右のキャタピラにはそれぞれ独立して上下に動作する「前脚」「後脚」を装備。前方に障害物があった場合には、前脚部分を上げて乗り越えることができるなど、不整地走行能力に優れている。

 WebカメラとIEEE 802.11a準拠の無線LAN機能を搭載し遠隔コントロール可能で、人間のレスキュー隊員が災害現場入りする前に現場の状況を調査できる。実際に2004年に起こった新潟県中越地震の際には、防水加工などを施した改良版が投入されており、日本で初めて災害現場に投入されたロボットになったという。

 会場では、ロボカップを制したレスキューロボをデモンストレーション。コントローラーはゲーム用ジョイスティックを流用したもので、アナログキーで前後左右の動作、L1/L2キーで前脚の上下動、R1/R2キーで後脚の上下動を制御する。移動スピードは人の歩く速さと同程度か若干遅いぐらいだったが、ブロックなどの障害物は前後の脚を動かすことで簡単に超えることができた。


障害物を越える様子。まず前脚を大きく上げて…… 今度は、障害物を押さえつけるように下げる 障害物が固定されていないので若干流された


 会場スタッフによると「IEEE 802.11aを採用したのは災害現場での混信を防ぐため。今後は活動できる時間を現在の1時間程度から伸ばすことが課題」だという。


IEEE 802.11aを採用したのは災害現場での混信を防ぐためだという Webカメラで撮影した画像。動いていたため撮影がぶれてしまった

関連情報

URL
  桐蔭横浜大学工学部ロボット工学科
  http://www.cc.toin.ac.jp/RB/robot-index.htm


( 鷹木 創 )
2005/10/05 13:14

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