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DLNAスマイヤーズ氏「DLNAのホームネットワークはすでに実現している」


DLNAチェアマンのスコット・スマイヤーズ氏
 千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2005」にて、DLNA(Digital Living Network Alliance)のチェアマンであるスコット・スマイヤーズ氏による特別講演「DLNAが切り開く新しいデジタルライフスタイル」が実施された。

 スマイヤーズ氏は、ホームネットワークのあり方について「消費者は機器同士の相互接続による使い勝手の良い操作性を求めており、期待も高い」と説明。「DLNAでは、消費者のニーズに応えるようガイドラインを広げているが、まだまだ断片的で、これがネットワーク上での人から人への流れを断っている」とDLNAの現状を指摘した。

 この上でスマイヤーズ氏は、「DLNAのガイドラインを制定するエンジニアは次のレベルにガイドラインを押し上げてる」とし、「数カ月後には、携帯電話やプリンタにもDLNAのガイドラインに準拠したネットワーク機能が搭載され、コンテンツの簡単なアップロード、ダウンロードが可能になるだろう」とDLNAガイドラインの拡大を示唆した。

 また、米国時間の9月27日付けで開始されたDLNA認証プログラムについては、「DLNAは、2004年より業界全体で包括的なネットワーク構築に向けて努力している」とし、「150の企業がDLNAのテストプログラムに、32の企業がDLNAに参加し、これまでDLNAガイドライン制定に向けたイベントを5回行なってきた」と説明。また、認証プログラムの開始により「ネットワーク対応家電があらゆるレベルで相互接続される」と説明した。

 スマイヤーズ氏は、「この現状について私は非常に興奮している。なぜならすでにDLNAによる相互接続を実現する製品があるからで、DLNAの潜在的な可能性を具現化している」と、DLNAによるホームネットワークがすでに現実のものであることを示した。


DLNAガイドラインの詳細 DLNAガイドラインの拡大について

講演ではスマイヤーズ氏自身がDLNAによるホームネットワークを体験するデモも行なわれた

関連情報

URL
  DLNA(英文)
  http://www.dlna.org/home


( 大久保有規彦 )
2005/10/05 20:46

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