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イベントレポート
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顔認証でWebカメラに映った人物の顔画像をインデックス化


 「WPC EXPO 2005」でスマートワイヤレスは、Webカメラに映った人物の顔画像をインデックス化する顔認証システム「ProFacer Detect」を展示している。Webカメラは別途用意する必要があり、価格は見積もり。

 同システムでは、カメラに人物が映し出されると、その人物の顔のみを認識して保存する。認識したデータは、顔画像付でインデックス化するため、顔画像による検索が可能となる。顔画像データに不審人物がいる場合は、その顔をクリックするだけで記録した時間帯から頭出し再生を行なえる。

 「従来の監視カメラで不審人物をチェックするには、倍速再生などで動画を流しながら目で追い続ける必要があったが、その時間が大幅に削減される」(担当者)。海外では、すでにカジノなどで導入されており、今後は国内の需要を開拓する考えだ。


顔画像を認識すると四角でくくる(画面左上) 検索した顔画像をクリックすれば、記録された時間帯から頭出し再生が可能

写真は本人ではないが、27歳の筆者が試したところ、会場を歩き回り疲れが顔に出ていたせいか40歳と診断されてしまった
 また、ヤマハ発動機は顔認証システムを用いた「性別年代推定技術」のデモを行なっている。これまで同社では顔認証分野に進出していなかったが、機械部品の認識技術のアルゴリズムを利用している。
 
 これにより「対象物にかかる影の影響を減少できる」(担当者)としており、屋外での顔認証も可能という。今回は技術展示のみで、2006年中の製品化を目指す。年代と性別データを必要とするマーケティング会社、来店者の年代と性別をレジで入力するコンビニエンスストアなどでの利用を見込む。

 展示されていた性別年代推定技術は、あらかじめ登録された1万枚を超える老若男女の顔画像をもとに、認証したユーザーの顔から性別と年代を答える。「正解率は性別で88%、年代で77%程度。顔が傾いていたり、眼鏡をしていても影響は少ない」(担当者)という。ちなみに27歳の筆者も実際に試してみたが、会場を歩き回ったせいで顔に疲れが出ていたのか、「40代」と診断されてしまった。


関連情報

URL
  WPC EXPO 2005
  http://expo.nikkeibp.co.jp/wpc/top.html
  スマートワイヤレス
  http://www.smartwireless.jp/
  ヤマハ発動機
  http://www.yamaha-motor.co.jp/


( 増田 覚 )
2005/10/27 16:27

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