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Words Gear
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CEATEC JAPAN 2006の松下電器産業ブースでは、5.6インチワイドSVGA高解像度カラーディスプレイを搭載した読書端末「Words Gear」を展示していた。Words Gearは年内発売予定で、価格は未定。
Words Gearは、電子書籍、音楽、静止画、動画などのデジタルコンテンツに対応した小型携帯端末。本体は105×152×28.4mm(幅×高さ×厚さ)で、重さは325g。書籍閲覧時には連続6時間再生できる。
E字型のタッチセンサーを搭載し、片手でページをめくったり、文字を拡大することが可能だという。操作方法に慣れるまでは戸惑ったが、数分後には簡単に指1本でページをめくったり、画面を上下反転できるようになった。
Words Gearで閲覧するコンテンツは、SDカードに保存する。コンテンツを読み込む時間はコンテンツの容量によって異なるが、電子書籍のコミックが表示されるまでに3秒程度かかった。また、コミックを1ページめくる時間は1秒前後。パラパラと流し読みするには少し遅く感じるかもしれないが、普通に読み進む場合にはストレスを感じずに読み進めることができそうだ。
コンテンツは、メニュー画面で拡大・縮小表示することも可能。通常の画面でも、ルビをはっきり読みとることができた。なお、端末の重さは325gで、重いというより軽いという印象を受けた。
松下電器産業、角川モバイル、TBSの3社が共同で設立した「ワーズギア株式会社」では、Words Gear向けの電子書籍販売サイト「最強☆読書生活」を開設。現在、3,500タイトルを販売しているという。
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Words Gearで小説を表示させた
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Words Gearのメニュー画面
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Words Gearは、E字型のタッチセンサーで操作する
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Words Gearの底面にはSDカードスロットが搭載
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関連情報
■URL
CEATEC JAPAN 2006
http://www.ceatec.com/
■関連記事
・ 松下電器、角川、TBS共同で電子書籍事業会社を設立。専用端末も販売(2006/09/26)
( 増田 覚 )
2006/10/05 19:47
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