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NECソフト「SecPilot」とトレンドマイクロ「Network VirusWall Enforcer」を組み合わせた検疫ソリューションを参考展示
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企業向けのIT総合展示会「NET&COM 2007」が7日、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開幕した。開催期間は2月7日~9日で、事前にWebで登録を行なうことで展示会場には無料で入場できる。今年の展示会場では、企業内ネットワークのセキュリティを高める「内部統制」型の製品が数多く出展されている。
NECソフトのブースでは、Windowsやウイルス対策ソフトのアップデートを行なっていないマシンをネットワークにつながせないための検疫システム「SecPilot」を展示している。SecPilotは、専用のクライアントをPCにインストールし、PCのセキュリティ対策状況をチェックするタイプのセキュリティ製品で、特別なハードウェアを必要としない点が特徴となる。
SecPilotは、PCをネットワークに接続する際にチェックを行ない、セキュリティ対策が不十分な場合にはアップデート作業のみが可能となる「検疫ネットワーク」への接続しか許可しないといった動作により、ユーザーにセキュリティ対策を促す。また、SecPilot自身がファイアウォール機能を持つため、ネットワーク内部からの攻撃や、PCを外部に持ち出した際のセキュリティポリシーの徹底なども行なえる。
また、企業内ネットワークにSecPilotをインストールしていないマシンが接続された場合などの対策として、SecPilotとトレンドマイクロの「Network VirusWall Enforcer」を組み合わせた検疫ソリューションを展示。Network VirusWall Enforcerは、ハードウェア製品により検疫システムを実現するアプライアンスで、NECソフトでは両社の製品を組み合わせることでより強力な検疫ソリューションが実現できるとしている。
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SecPilotの概要
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企業向けのIT総合展示会「NET&COM 2007」、東京ビッグサイトで2月7日~9日開催
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関連情報
■URL
NET&COM 2007
http://itpro.nikkeibp.co.jp/netcom/
NECソフト SecPilot
http://www.necsoft.com/solution/secpilot/
( 三柳英樹 )
2007/02/07 17:12
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