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「Web 2.0パビリオン」
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「Interop Tokyo 2007」では、Web 2.0の最新動向を紹介する「Web 2.0パビリオン」を開設。マイクロソフトやライブドア、NEC、インプレスR&Dなど10社が出展している。
マイクロソフトは、Windows Vistaに標準搭載されているWindows Presentation Foundation(WPF)と、日本未発表のブラウザプラグイン「Silverlight」のプレゼンテーションを行なっている。
Silverlightは、ブラウザ上でビデオを再生可能にするプラグインで、“Flashキラー”とも呼ばれている。WindowsだけでなくMac OSにも対応し、ブラウザについてもInternet ExploereのほかFirefoxやSafariなどをサポートする。近日中に日本でも発表される予定だという。
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WPFのデモ
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Silverlightのデモ
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ライブドアは、ブログサービス「Nowa」とFlashアニメ「やわらか戦車」を展示。ブースにはNowaの概要を紹介するボードと、やわらか戦車のイラストが置かれている。
NECは、SNSを活用した現在開発中のマーケティングサービスを紹介。運営者と会員同士のコミュニケーションを活性化し、口コミ効果を狙うという同サービスは、オープンソースのSNSシステム「OpenPNE」を活用するのが特徴。NECでは、今後法人向けに同サービスを提供するとしている。
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「Web 2.0パビリオン」のライブドアブース
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「Web 2.0パビリオン」のNECブース
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● お菓子のカールも“2.0”に!?
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株式会社カールのブースはお菓子のカールが山積み
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Web 2.0パビリオンではこのほか、明治製菓のスナック菓子「カール」が山積みされたブースで、「Curl Web 2.0」を掲げた企業が来場者の視線を集めていた。これは、明治製菓のカールが「Web 2.0」に対応するという話ではなく、Web言語の「Curl」を紹介する株式会社カールのブースだ。
担当者はCurlについて、「MITの研究者が開発した次世代のWeb言語。HTMLやJavaScript、Flashなど既存のWebクライアント技術を統合し、従来のWebでは実現できなかった表現が可能になる」と説明する。ちなみに、明治製菓のカールをブースに置くことについては了承済みだという。
関連情報
■URL
Interop Tokyo 2007
http://www.interop.jp/index.html
( 増田 覚 )
2007/06/13 17:40
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