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イベントレポート
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【 2009/06/11 】
アナログ停波後の周波数帯域を利用したマルチメディアサービス
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「Interop Tokyo 2009」展示会が開幕、今年はひろゆき氏の講演も
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「床マーカによる街コンシェルジュシステム」NICTが展示


 道路に貼り付けた「床マーカ」を携帯電話のカメラで撮影することにより、周辺のおすすめスポットなどの情報を配信する「床マーカによる街コンシェルジュシステム」を、情報通信研究機構(NICT)が「Interop Tokyo 2007」で展示している。これは、床マーカを撮影したユーザーに対して、最寄りのトイレや駅へのルート、電車やバスの時刻表などのコンテンツを配信するものだ。

 同システムでは、床マーカが撮影された画像の歪みや傾きから、ユーザーの場所を特定。床マーカの画像とサーバー内に蓄積された周辺情報をマッチングして、ユーザーの立っている場所に応じた情報を配信する。将来的には、床マーカを撮影した角度からユーザーの視線の向きを逆算し、視線内にある施設の情報を配信できるとしている。担当者によれば、「地下街などGPSが使用できない場所で、既存のナビゲーションシステムを保管することが可能」という。

 現時点では、同システムの実証実験は実施されていないが、会場では紙の上に床マーカを貼り付けてデモを行なっている。


床マーカを撮影すると、ユーザーの立っている場所の周辺情報が配信される ユーザーに配信される周辺情報

関連情報

URL
  Interop Tokyo 2007
  http://www.interop.jp/
  情報通信研究機構
  http://www.nict.go.jp/index-J.html


( 増田 覚 )
2007/06/14 16:16

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