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REMIX07 TOKYOでは、Silverlightを利用した「GAGA USEN」の映画予告編サイトが紹介された
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マイクロソフトは19日、Web開発者向けイベント「REMIX07 TOKYO」を、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催した。午前中のセッションでは、Webブラウザ用プラグイン「Silverlight」が紹介され、国内企業5社がサイト構築にSilverlightを採用することが発表された。
9月4日に正式版のバージョン1.0が公開された「Silverlight」は、マイクロソフトがFlash対抗技術として開発したWebブラウザ用のプラグインで、WindowsだけでなくMac OSやLinuxにも対応し、FirefoxやSafariなどのブラウザでも動作するクロスプラットフォーム環境が特徴となっている。
REMIX07 TOKYOでは、Silverlightの導入を検討しているサービスとして、USENの無料動画配信サービス「GyaO」が紹介された。USENの松本武史氏は「GyaOではWindows Mediaフォーマットで動画を配信しているが、Macユーザーからの『なぜMacではGyaOが見られないのか』という問い合わせは今でも最も多い」として、クロスプラットフォーム対応がSilverlightを採用する理由になったと説明。Silverlightの導入を検討するにあたり、グループ企業「GAGA USEN」の最新映画予告編の紹介サイトをSilverlightで構築した例を披露した。
また、松本氏はSilverlightを採用する理由として、「Flashよりも簡便に多彩な表現が実現できると考えている」として、サイトの構築にあたってSilverlightの表現力も決め手となったと説明。マイクロソフトに対しては、「Silverlightの早期の普及」と「DRM機能を搭載したSilverlight 1.1の早期のリリース」を要望したいとした。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3197
REMIX07 TOKYO
http://www.event-information.jp/events/remixj07/
( 三柳英樹 )
2007/09/19 18:25
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