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Virtual EarthのSDKを利用して作られた「地球で旅行検索」
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マイクロソフトは19日、オンラインサービス「Windows Live」の機能の一部を、Web開発者向けに提供すると発表した。第1弾としては、地図情報プラットフォーム「Virtual Earth」に対応した日本国内の地図情報と、Virtual EarthをWebサイトやソフトウェアと統合するために必要な日本語版開発キット(SDK)を提供する。
マイクロソフトが19日に開催したWeb開発者向けイベント「REMIX07 TOKYO」では、Virtual EarthのSDKを利用したWebサイトとして、リクルートの実証研究機関「メディアテクノロジーラボ」が、リクルートの旅行情報サービス「AB-ROAD」とVirtual Earthを組み合わせた試作サイト「地球で旅行検索」が紹介された。
試作サイトでは、Webブラウザ上にVirtual Earthの画面が表示され、「世界遺産」などのキーワード検索から観光地をマッピング表示できるほか、その場所が含まれるツアーが検索できる。なお、地図の表示には専用のプラグインをインストールする必要がある。
マイクロソフトの磯貝直之氏は、「3Dに対応した地図サービスは他にもいくつかあるが、Virtual EarthはWebブラウザの中で3D表示に対応しているため、マッシュアップが容易に実現できる点が特徴」と、Virtual Earthの優位性を強調。マイクロソフトでは今後、欧米を中心に展開している建物の3D表示機能について、日本の開発者向けに提供していくとした。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3196
地球で旅行検索
http://mtl.recruit.co.jp/sandbox/virtual_earth/index.html
REMIX07 TOKYO
http://www.event-information.jp/events/remixj07/
( 三柳英樹 )
2007/09/19 18:31
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