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Yahoo!でCTOを務めるアリ・バロウ氏
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ストランのサイトであれば、検索結果に店舗の住所、電話番号、評価、価格帯に加えて店舗写真などを追加できる
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Yahoo!は24日、検索結果をカスタマイズできる機能「Search Monkey」をWebサイトオーナーおよび開発者向けに限定公開した。同日、サンフランシスコで開催されている「Web 2.0 Expo」で、同社CTOのアリ・バロウ氏が明らかにした。
Search Monkeyは、サイトオーナーが「Yahoo! Search」の検索結果画面に自サイトが表示される際に、どんな情報が表示されるかを選択および指定できる機能だ。
従来の検索結果画面では、Webページのtitle、URL、ページから抽出した数行のテキストのみが表示されていたが、Search Monkeyを利用することで、より詳細かつ的確なサイトに関する情報をユーザーに提供することが可能になる。
たとえば、レストランのサイトであれば、検索結果の一覧画面で、店舗の住所や電話番号、評価、価格帯に加えて、外観写真などを検索結果画面で表示するよう指定できるようになる。
デモの様子から、Search Monkeyでは設定用のWebページも用意され、項目や見え方を選んでいくことで、検索結果に表示される情報をカスタマイズ可能になるようだ。
利用には、Search Monkeyのサイトで登録する必要がある。Search Monkeyのデモは、Web 2.0 Expoの展示コーナーでも見ることができる。Search Monkeyの設定画面のほか、Search Monkeyによってカスタマイズされた検索結果画面などを紹介している。
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Search Monkeyの設定画面。開発者はまず、検索結果のカスタマイズ方法について、詳細情報と写真が目立つように追加するパターンと、検索結果下部にバー形式で詳細情報を追加するパターンの2通りから選ぶ
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その後、カスタマイズした検索結果をYahoo! Searchに反映させるWebページのURLを指定する
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PHPでカスタマイズした検索結果を反映させる
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カスタマイズされた検索結果が表示された画面
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関連情報
■URL
Web 2.0 Expo San Francisco 2008(英文)
http://en.oreilly.com/webexsf2008/
Yahoo! Search Blog(英文)
http://www.ysearchblog.com/archives/000534.html
Search Monkey(英文)
http://developer.yahoo.com/searchmonkey/preview.html
( 増田 覚 )
2008/04/25 15:04
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