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NGN関連では電話とネットの連携サービスの展示が目立つ


 「Interop Tokyo 2008」の展示会場では、NTTが3月にNGNの商用サービス「フレッツ 光ネクスト」を開始したことを受けて、NGNに関連する製品やデモの展示も行なわれている。展示内容としては通信機器などのインフラ関連製品が多いが、実際にNGNを活用したサービスとしては、NGNの電話機能とネットワーク機能を組み合わせたサービスが目立った。

 NECのブースでは、NGN対応のWeb会議システムを参考出展している。フレッツ 光ネクストのテレビ電話会議機能を利用して、SD品質(H.264、2.5Mbps)による映像・音声通信を提供。また、NGNのVPN機能を利用して、会議資料の共有も行なえる。

 NECでは、NGNを利用することで、QoS制御やセキュリティの面で専用機器などを使う必要がなくなり、汎用のPCでサービスが実現できるため様々なシーンでの利用が可能になるとしている。

 NTTのブースでは、ネットワークサービスシステム研究所による、ビルの電力使用量や機器状態などを監視する「ファリシリティ系システム」を、NGNを利用することで電話サービスやネットサービスと連携させるデモを展示している。

 デモでは、警報を感知した場合に管理センターと保守担当者の通話を自動的に繋ぐ仕組みや、ビル単位での電力消費量を地図上に表示するシナリオを紹介。ビル管理などのファリシリティ系システムについても、NGNを利用することでセキュリティを確保しつつ、電話やWeb上の各種サービスとの連携が可能になるとして、現在は専用線などが用いられている分野に向けてもNGNを訴求していきたいとしている。


NECのブースでは、品川と幕張をNGN網で結んだWeb会議システムを展示 NTTのブースでは、NGNを介してビル管理情報と地図を組み合わせたデモを展示

関連情報

URL
  Interop Tokyo 2008
  http://www.interop.jp/
  NEC
  http://www.nec.co.jp/
  NTT
  http://www.ntt.co.jp/


( 三柳英樹 )
2008/06/13 13:55

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