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映像配信サービスにおける複数受信機間認証情報連携
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NHKの「技研公開2009」において、番組視聴中に受信端末を変えても、自動でユーザー認証を行う「映像配信サービスにおける複数受信機間認証情報連携」のサービスイメージを展示している。
例えば、携帯電話とテレビの両方に対応した動画配信サービスがあった場合、外出先では携帯電話で視聴し、帰宅して続きをテレビで視聴したいとき、端末を変更したときのユーザー認証を簡略化することで、スムーズな視聴スタイルを実現する。
デモでは、携帯電話とテレビで認証情報を連携するイメージを紹介。認証情報の送信にはBluetoothを用いていたが、FeliCaなども検討しているという。また、認証にはシングルサインオンを応用しているため、放送以外にインターネット上のサービスでも応用可能としている。
説明員は、「ユーザー認証のためのパスワードをテレビのリモコンで入力するのは手間なので、それを省略できる点が大きい」と話す。もちろん、テレビから携帯電話、PCから携帯電話といった連携も可能。今後は、テレビ向けのさまざまなサービスで利用できるように、各サービスに対する詳細仕様や、受信機間の通信規格への実装を検討する。
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受信機間での認証情報連携の手順
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携帯からテレビに認証情報を転送
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関連情報
■URL
技研公開2009
http://www.nhk.or.jp/strl/open2009/
■関連記事
・ NHKの番組を会員ユーザー間で交換できるP2Pサービス(2008/05/22)
( 野津 誠 )
2009/05/20 15:53
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