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NTT西、「フレッツ・光プレミアム」の提供を2019年1月31日で終了

 西日本電信電話株式会社(NTT西日本)は、「フレッツ・光プレミアム」のサービス提供を2019年1月31日に終了すると発表した。

 フレッツ・光プレミアムは、NTT西日本が2005年3月より提供しているFTTHサービス。「Bフレッツ」とは異なり、IPv6に標準で対応するほか、加入者網終端装置(CTU)が、回線終端装置やVDSLモデムなどとは別個に提供される。

 フレッツ・光プレミアムのサービス終了は、すでに2016年6月にNTT西日本よりアナウンスされており、今回の発表で詳細な日程が確定した。2012年4月には、すでに「ファミリータイプ」と「エンタープライズタイプ」の新規受付を終了しており、「マンションタイプ」についても2017年6月30日にすべての集合住宅において新規申込の受付を終了する。

 NTT西日本では現行ユーザーに対して、「フレッツ 光ネクスト」への移行を案内している。移行の申し込みはインターネットと電話で行える。また、移行に伴い一部機器を交換する必要があり、ユーザー自身で交換する場合は工事費が無料となる。

 NTT西日本では、サービス終了の理由として、普及の進んだ「フレッツ光ネクスト」への一本化を挙げており、「コラボ事業者が展開する光サービスの選択肢が増える」としている。また、「光もっと2割」「Web光もっと2割」「どーんと割」などの割引サービスは引き続き利用できるとのこと。

 現在利用中の回線がフレッツ・光プレミアムかどうかは、「フレッツ・キリカエチェッカー」のウェブページから確認できるとしている。また、機器背面に「CTU」の記載があるかどうかでも確認できる。回線開通時の郵送書類や、CLUB NTT-West会員であれば、ログイン後に左側に表示される「ご利用中のアクセスサービス」などでも利用中の回線を確認できる。

 なお、Bフレッツの「ファミリー100タイプ」「ビジネスタイプ」「ワイヤレスファミリータイプ」については、2017年11月30日にサービス提供を終了することが、すでに告知されている。