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Windows 10のオプションパッチに「Defender ATP」サービス停止の問題

 米Microsoftは、「Windows 10 バージョン1809」向けにオプションの非セキュリティ更新プログラム「KB4520062」を15日にリリースしたが、これを適用した環境では、セキュリティ機能「Microsoft Defender Advanced Threat Protection(ATP)」サービスの実行が停止し、レポートデータの送信に失敗する問題があることを明らかにした。また、「MsSense.exe」のイベントビューアーで0xc0000409エラーが表示されることも確認しているという。

影響を受けるプラットフォームは以下の通り。

クライアント:Windows 10 バージョン1809、Windows 10 Enterprise LTSC 2019
サーバー:Windows Server バージョン1809、Windows Server 2019

 同社は「KB4520062」を適用しないことを回避策として挙げており、11月中旬にこの問題を解決するためのソリューションの提供を予定している。

 なお、「Microsoft Windows Defender Antivirus」ではこの問題の影響を受けないとしている。