計120Wを供給できる4ポートPoEインジェクター「LAN-GIHINJ3」、サンワサプライが発売

　サンワサプライ株式会社は、ギガビットに対応する4ポートのPoEインジェクター「LAN-GIHINJ3」を発売する。価格は3万2000円（税別）。

　既存のスイッチングハブとPoEに対応したWi-Fiアクセスポイントやネットワークカメラなどの受電機器の間に設置することで、PoE給電ネットワークを構築できる製品。

　PoE給電の制御は各ポートで行われ、IEEE802.3afとIEEE802.3atのデバイスが混在しても利用可能。1ポート当たり最大30W（af規格は15.4W）、全ポート合計で120Wの電力を供給できる。

　サンワサプライでは、天井などのAC電源を設置しにくい場所や、集合住宅・オフィスのような手軽にAC電源を増やすことができない施設などで、ネットワーク機器を使用する場合に最適としている。

　放熱性に優れたメタル筐体を採用。本体サイズは120×78×32mm（幅×奥行×高さ）、重量約280g。ACアダプターが付属する。